「オレンジ色」について考えた時、どのようなイメージが浮かびますか?どのような気分になりますか?「オレンジ色」というと柑橘系の果物、みかんやオレンジなどを思い浮かべる方もいるかもしれませんね。私も「みかん」を思い浮かべます。その他には、「キャンドルの炎」だったり「暖炉の炎」だったりが浮かびます。私の中では、「オレンジ色」というと暖かいイメージなんです。あなたにとっての「オレンジ色」はどうでしょうか?でも、「オレンジ色」を見て寒くなる方はほとんどいないと思うので、どちらかと言うと暖かいイメージなのではないでしょうか。

今回は、「オレンジ色の薔薇」についてです。花言葉と一緒に「オレンジ色」についても記事にしています。日々の生活で何か取り入れられそうなものがあったら使っていただくとうれしいです。

オレンジ色の薔薇

薔薇のことを知りたいと思い調べていくと、必ず見かけるのが「鈴木省三」についてです。世界では、ミスター・ローズと呼ばれた方です。生涯に108種の薔薇の品種を創り出し、数々の国際コンクールで受賞しました。平成16年において日本生まれの薔薇は178品種でした。(花フェスタ記念公園資料)そのうちの108品種は鈴木省三が創ったというのですからすごい事ですよね。

鈴木省三が創った薔薇には、紫雲、聖火、かがやき、芳純、乾杯、天の川・・・などがあります。数ある薔薇の品種の中で特に「光彩」という薔薇はとても美しいと言われています。「光彩」は、オレンジ色なんです。とても温かみのある色で花姿も大きく、とても美しいです。

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「光彩」

鈴木省三は、「光彩」を開発する為に、70年代半ば頃2000万円の分光器を買って色彩の研究をしたそうです。13年の歳月をかけて世界で始めて、オレンジ色の薔薇の栽培に成功しました。その「光彩」は、1988年、アメリカでの国際コンクール(AARS)で優勝しました。因みに、アメリカでは「光彩」ではなく「Mikado」と命名されました。1940年以来、AARSで受賞した日本人は鈴木省三ただ一人だけです。

「光彩」は、モダン・ローズ系の薔薇ですが、オールド・ローズ系でも少ないですが、オレンジの薔薇はあります。「マザーズ・デイ」「ファザーズ・デイ」です。花びらが丸くてとても可愛らしい薔薇ですよね。私はとても親しみやすい薔薇だと思うのです。

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「マザーズ・デイ」

 

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「ファザーズ・デイ」

 

オレンジ色の薔薇の花言葉

「オレンジ色」の薔薇をいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?何かイメージは変わりましたか?「オレンジ色」は温かみのある色と同時に親しみやすいというイメージも重なっている気がしました。

オレンジ色の薔薇の花言葉は

「無邪気」「魅惑」「信頼」「絆」です。

「信頼」「絆」など、心の結びつきを表現した言葉がありますね。大切な家族や大切な人へ気持ちを伝える時に「オレンジ色」の薔薇が役立ちそうですね。

 

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薔薇以外のオレンジの花

薔薇以外でオレンジの花と言うとどのような花を思い浮かべますか?私が真っ先に思い浮かべるのはサンダーソニアです。とっても可愛らしい花ですよね。でも、個性があって存在感があるんです。

サンダーソニアの花言葉は「望郷」「祈り」「愛嬌」です。

 

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「サンダーソニア」

 

 

可愛らしい花と言えばもう一つ。私の好きな花の一つでベニバナがあります。ベニバナは、花びらが糸のように繊細で優しい花びらなんです。ドライフラワーにもなるので長い間、楽しめる花なんです。ベニバナ油って聞いたことありますよね。食用オイルにもなるんです。

ベニバナの花言葉は「包容力」「愛する力」「情熱」「夢中」です。

 

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「ベニバナ」

 

オレンジの少し個性的な花と言うとポピーの花を思い浮かべます。ポピーは、つぼみの時はやわらかい皮を被っているんですけど、その皮が徐々に敗れて花が咲くんです。切り花としてテーブルに飾っても、その花を咲かせる過程が楽しくて、ずっと見つめていたくなっちゃうんですよね。ポピーに興味がある人は、自分の殻を破って変わりたい!と思っている人かもしれません。

ポピーの花言葉は「いたわり」「思いやり」「恋の予感」「陽気で優しい」です。

 

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「ポピー」

 

 

とても存在感があって、家の中をぱっと明るくしてくれる花は?と考えた時に思い浮かぶのがスカシユリです。スカシユリはユリの中でも小さめで手軽に飾って楽しめる花です。そして、ある程度大きさもあるので、飾ると華やかになります。

スカシユリの花言葉は「注目を浴びる」「飾らぬ美」「神秘的な美」です。

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「スカシユリ」

 

オレンジ色の花で思いっきり個性を発揮している花と言うと、ストレリチアがあります。極楽鳥花とも呼ばれ鳥のような形をしている花です。もしかしたら、好き、嫌いで分かれる花かもしれないです。私は、花にはエネルギーがあると信じているものですから、特にこの個性的なストレリチアには鋭角的な、現状破壊的なエネルギーを感じてしまいます。何か、行き詰まった時には、助けてくれるかもしれません。

ストレリチアの花言葉は「気取った恋」「輝かしい未来」「寛容」「恋の伊達者」です。

 

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「ストレリチア」

 

オレンジ色の意味役立て方

オレンジ色は何色と何色を混ぜるとオレンジ色になるのでしょう?わかりますか?・・・・・そうです。赤と黄色を混ぜるとオレンジ色になります。オレンジ色は、「エネルギッシュ」な赤と「明るく軽快な」黄色を兼ね備えた色なんですね。その為にオレンジ色の持つイメージは、暖かみがあって親しみ安いイメージなのでしょう。

 

オレンジと言うと、イベントごとでは、「ハロウィン」を思い出す方も少なくないと思います。ハロウィンに興味ある方は、以下のブログも参考にして下さい。

ハロウィンの飾りは薔薇で簡単に手作りアレンジはどう?

 

また、オレンジ色には、柑橘系のフルーツのイメージが強いため、食欲がない時など、オレンジ色の花を飾ると食欲が刺激されると思います。例えば、上記で紹介したサンダーソニアやベニバナなどは、香りが無い花で、大きさもテーブルにちょこんと飾っても気にならない花という点では、是非、おすすめしたい花です。

オレンジ色の親しみやすいイメージという点から考えると、存在感のあるスカシユリやストレリチアなどの花は、その醸し出す個性的な雰囲気がそっと落ち込んだ気持ちや行き詰まった気持ちを包み込んでくれるはずです。是非、試してみて下さい。