花には、エネルギーがあると私は勝手に信じています。私は、何度も花に助けられました。花と言うと、真っ先に思い浮かぶのはどんな花ですか?そして、それは何色ですか?

私は、花と言うとやはり薔薇を思い浮かべます。そういう方、多い気がします。男性は、女性にプレゼントを考える時、やはり薔薇を思い浮かべませんか?今回は、青いバラについての記事です。青いバラの花言葉や薔薇以外の青い花についても取り上げていきます。

青いバラの歴史

「青いバラの歴史」と言うタイトルで以下記事が進められています。しかし、これってウィキペディアに掲載されているんです。しかもいろいろなサイトでも記されていることなので、興味ない方は飛ばして下さい。私は、知らなかったことがあったので自分の為に少々ここで記載させていただいてます。

皆さんは、何に興味がありますか?花言葉ですか?青い花に興味がありますか?青い色ですか?それらは、以下読み進めていただくとわかると思うので、利用できるところはして下さいね。

実は、昔から「青いバラ」と呼ばれるものは、かなりあったのですね。オールド・ローズの「カーディナル・ド・リシュリュー」などが昔から知られている品種です。オールド・ローズとしては珍しい紫色系の花で、現在も多くの愛好家に支持されています。1847年以前に作出されたものと考えられている古いバラです。

カーディナル

「カーディナル」

 

しかし、純粋な青さを湛えたバラを作り出すことは、青いチューリップと同様に世界中の育種家の夢であり、常に各国で品種改良競争が行われていました。1957年、アメリカのフィッシャーが「スターリング・シルバー」を出し、「青いバラ」の決定版と言われました。

スターリングシルバー

「スターリングシルバー」

しかし、その後も品種改良競争は止まず、1957年にはドイツのタンタウ社が一層青い「ブルームーン」を発表しました。大きさは、「スターリング・シルバー」や「シャルル・ドゴール」よりは少しだけ花が小さめです。

ブルームーン

「ブルームーン」

 

1964年、コルデスが「ケルナーカーニバル」を発表。

ケルナーカーニバル

「ケルナーカーニバル」

1974年、フランスのメイアンは「シャルル・ド・ゴール」を発表。

シャルルドゴールド

「シャルル・ド・ゴール」

一方、日本でも青いバラに対する挑戦は盛んで、今日までに数多くの品種が生み出され、世界でも注目を浴びてきました。1992年にアマチュア育成家である小林森治さんが発表した「青龍」。

青龍

「青龍」

 

一般的な交配による品種改良で最も青に近いと言われつづけられた品種、岐阜県の河本バラ園が2002年に発表した「ブルーヘブン」。

ブルーヘヴン

「ブルーヘブン」

その後2006年に再び小林森治さんが発表した「ターンブルー」。

ターンブルー

「ターンブルー」

以上が今わかっている品種改良競争の歴史です。
結局、従来から青い色素を持つ原種バラは発見されていなかったため、従来の原種を元にした交配育種法では青バラ作出は不可能と言われてきたのです。その為、「青いバラ」と言うと「不可能」と言う意味を表現するほどだったのです。現在の園芸品種にも青色と言える品種は存在しません。また「青いバラ」と呼ばれる品種は、主に赤バラから赤い色素を抜くという手法で紫や藤色に近づけようとしたものでした。

しかし、最近サントリーの研究により、青い色素を持たないとされたバラから、シアニジン誘導体のバラ独自の青い色素が発見されました(「青龍」をはじめとするいくつかの青バラより)。これはバラ独自のものの為、「ロザシアニン」と命名されました。

 

しかし、この色素を持つ「青龍」は花粉をほとんど出さない為に、交配親としては不向きとされており、遺伝子操作に頼らない青いバラへの道は以前険しく長い道のりのままです。それでも「ロザシアニン」の発見は、純粋な青いバラ作出を目指す育種家にとって一つの希望となっています。

 

2004年にサントリーが世界初の青いバラの開発に成功したことがとても話題になりましたね。あれって何が世界初だったかご存じでしたか?実は、私は「青いバラ」が世界初だと思っていたのです。でも、青いバラは上記に記載した通り、昔から競争が激しく私的には、本当に「青龍」は青いバラと言うに相応しいと思うくらいきれいな色だと思うのです。
サントリーが開発した「青いばら」今は「SUNTORY blue rose Applause」と命名されているものですが、遺伝子操作によって開発されたものだったのですね。だから話題になったのです。

サントリーバラ

「SUNTORY blue rose Applause」

 

因みに、遺伝子操作で最初に誕生した花って何だか知っていますか?カーネーションの「ムーンダスト」です。これもサントリーの開発なんですね。

カーネーション

「ムーンダスト」

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青いバラの花言葉

「ムーンダスト」の誕生にもまた「青いバラアプローズ」の誕生にもたくさんの人の知恵や努力が詰まった花なんです。「青いバラ」誕生は、たくさんの人の夢を叶え、それを実現した人々へ喝采を贈りたいという想いが込められ新たに花言葉も誕生しました。

青いバラの花言葉は

「不可能」「奇跡」「神の祝福」「夢かなう」

サントリーの「青いバラ」発表時に以前から花言葉とされていた「不可能」という言葉に「奇跡」「神の祝福」「夢かなう」がプラスされたのです。

しかし、「青いバラ」は商品化されましたが、自然界にはもっと青い花はたくさんあります。これらの花は青色色素を合成できるだけでなく、アルミニウムなどの金属イオンやフラボンなどをはじめとするさまざまな化合物と青色色素を複合させることで、より青い花を咲かせているのです。

また、青色色素が入っている細胞内の液胞のpHが高い方が青くなることもわかっています。

 

このような青い花を咲かせる仕組みをバラで再現することができれば、現在のアプローズよりも、さらに青いバラを咲かせることができるはずです。「もっと青いバラ」を目指すサントリーの挑戦は、まだまだ終わらずに続いていくことになりそうです。

 

薔薇以外の青い花、印象

「青い花」で真っ先に思い浮かぶ花は何ですか?

私は、「デルフィニウム」です。

フェルフィニウム

「デルフィニウム」

 

他には「ブルーレースフラワー」を思います。

ブルーレースフラワー

「ブルーレースフラワー」

 

ブルースター

「ブルースター」

 

カンパニュラ・メディウム
「カンパニュラ・メディウム」

 

ダッチアイリス

「ダッチアイリス」

などが青い花で良く見かける花だったりします。

 

青い花の画像を見て、どんな印象を持ちましたか?デルフィニウムやブルーレースブルーフラワーなどは小さくて可愛らしい花だな~と感じませんでしたか?一方、カンパニュラ・メディウムやダッチアイリスなどは存在感が強い花だな~と感じませんでしたか?

印象ってとっても大切です。上記の5種類の画像を見て、なんか惹かれるな~と思った花があればそれはあなたが今必要としている花です。季節的に手に入らない場合があるかもしれませんが、見かけたら家に飾って下さいね。

「青」の意味と役立て方

「青色」を考えた時、どんなイメージを持ちますか?どんなことを連想しますか?私は、やはり「海」です。そして「空」、「地球」です。ちょっと考えると広くて大きいイメージですよね。「海」や「空」を見ているとどんな気持ちになりますか?・・・・・・・・・・・落ち着きますよね。もっと見ていると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんなことで悩んでいたのか~なんて気持ちになってきませんか?実は、それ大切です。

「青色」には、気持ちを落ち着かせてくれたり穏やかにさせてくれたりする働きがあります。特に冷静になれないときは、「青い花」を飾ると良いですよ。そして、上記の画像から感じた事と組み合わせると人間関係が上手くいってなかったり、失恋しちゃった後だったり、心がささくれ立っている時ってありますよね。自分に優しくなれないとき。そんな時は、可愛いと感じた気持ちを大事にして「デルフィニウム」や「ブルーレース」「ブルーフラワー」などを飾りましょう。

また、どちらかと言うと、仕事や行動面で悩んでいる人。新しいことをしたいけどなかなか決断できない・・・あっちの道とこっちの道とどっちにしよう・・・なんでこんなに決断できないのだろう・・・と考えてしまう人は、「カンパニュラ・メディウム」や「ダッチアイリス」など存在感が強い花を飾ると、何か決断できるかもしれません。

これは、絶対と言うわけではないので、生活の中で参考にしていただけるとうれしいです。でも、花にはエネルギーがあると私は信じているので、きっと何かの助けになると思います。